真性包茎は正常な性行為が難しいです

真性包茎に悩んでいる人は多いかもしれませんが、真性包茎の場合には、勃起したとしても亀頭が露出しないなどの理由で、正常な性行為ができないケースが多いです。
勃起しただけで痛みが出ることがあり、満足のいく性行為が出来なかったり、痛みが出て射精に至らない、コンドームが外れやすい、亀頭が包皮に覆われているので刺激を感じにくいことがあります。
不感症や遅漏の原因になることがある、十分な量の精子が子宮に届かずに不妊の原因になるなど様々な問題が挙げられます。
特に見た目に関する悩みや、性行為に関する悩みは多く、女性を満足させられなかったらどうしようと感じることもあります。
嫌われてしまうのではないかなど、恋愛そのものに消極的になってしまう人も見られます。
痛みがあり射精ができない、時間がかかるなどの悩みから、敬遠するようになる人もいるでしょう。
女性の価値観は人によって異なりますが、真性包茎の男性に良い印象を持たない女性がいるのは事実であり、自分だけではなく、パートナーまでをも悩ませてしまう人も見られます。
このような理由により、治療を検討する人が多く見られます。

真性包茎の術後に自然に勃起してしまうのは問題ありません

一般的に真性包茎の術後には、自慰行為や性行為は控えなければなりません。
真性包茎手術後、約3から4週間程度の期間は、自慰行為や性行為を控える必要があるでしょう。
自然に勃起してしまうこともあるかもしれませんが、この場合には特に問題ありませんが、無理やり自慰行為をするとなると、場合によっては傷口が開いてしまったり、傷口の状態が悪くなり、見た目の仕上がりが悪くなってしまう可能性もあります。
目安としては縫合している糸が残っている間は行わないと覚えておきましょう。

特に注意が必要なのは真性包茎の手術後直後であり、勃起した時などにじわじわとにじむ程度の出血を認めることがあるかもしれません。
万が一出血が多いと感じたり、出血が止まらない場合には、包帯の上からやや強めに陰茎を5分間ほどにぎって、圧迫止血を行います。
それでも心配なようであればクリニックに電話をしたり、必要であれば医師に確認してもらうことも重要です。

まとめ

真性包茎の手術後に自然に勃起してしまうことには問題ないと分かりました。
基本的にはしっかりと治療が完了する手術後約3から4週間程度は、自慰行為や性行為に関しては我慢するようにしましょう。
真性包茎の時にはなかなか上手くいかなかったことができるようになると興奮するかもしれませんが、完全に治るまで我慢することが大切です。
きちんと治った状態で自慰行為を行ったり、パートナーとの性交渉を楽しむようにしましょう。